結局、紙本と電子書籍はどっちがいいの? そろそろ悩むのはやめにしない? 第2回

どーも、かずへろです。

2回に分けて、紙本と電子書籍のどっちがいい?問題について話してるよ。

第1回は、紙本と電子書籍のそれぞれのメリットを書いたよ。

第1回の記事はこちら▼

僕なりの答えは、

どっちがいいかを悩むのはやめて、

紙本と電子書籍の良いところを整理し、使い分ける。

のがベストだと思ってる。

今回の第2回では、僕が考える「使い分け方」について話そうと思う。

電子書籍より、紙本の方がよかったな。

反対に紙本より、電子書籍で書い直そうかなって思ったことがある。

そう感じた理由と、こういうカテゴリの本なら、どっちが良いかをまとめてみた。

良し悪しの判断基準は、

どっちが読みやすいか(ストレスフリー)と、経済的に優しいか、その他考え方について。

今日はそんな話。

プログミングやWEBデザイン等の参考書は、電子書籍がいい。

僕は、完全在宅でネットショップ運営の仕事をしている。

WEBデザインやHTML、CSSなどのプログラミングの知識も必要で、最近はUI/UXなんかも日々勉強中。

こういう参考書は、結構分厚く、大型本のことが多い。

とくに、プログラミング本は、たいてい本の内容を真似ながら作業したりするので、分厚い本だと、めちゃくちゃ作業しづらかったりする。

片手で本を開き、片手でパソコン操作みたいな…

紙本だとデザイン本をパラパラとめくって、インスピレーションを受けるみたいなこともあるから、本によっては、紙本の方がいいかもしれないんだけど…

電子書籍は、試し読み(無料サンプル)があるから、一度ダウンロードしてみて、確認するといいと思う。

または、本屋さんで立ち読みしてみて、参考書を見ながら勉強しやすいかしにくいかで判断するのもいいと思う。

僕はよくそうしてる。

※ちなみに。僕はKindleで本を買って、iPadで読むことが多い。

イラスト豊富な参考書は、「固定レイアウト」が多い。

固定レイアウトとは、紙本をそのままスキャンした電子書籍のこと。

つまり、大型本をスマホで読む場合、文字がかなり小さくなって読みづらいことも。

Kindleの場合、「固定レイアウト」の場合、以下のようなメッセージが記載される。

※この電子書籍は、「固定レイアウト型」で配信されております。

必ず、よく読むであろうデバイスで試し読みしておいた方がいいよ!

デジタル絵の描き方など、本を見ながら作業する構成なら、電子書籍がいい。

突然デジタル絵を描きたい!って思って、ペンタブ買ったり勉強したりしたことがあって。

高原さとさんとか、吉田誠治とかの本を買ったりして、Photoshopでの描き方を勉強してた。

(挫折、諦めの繰り返しで、絵は描けないんだけども…)

さっきのプログラミング本と同じような話になるんだけど、本を見ながら作業するなら、電子書籍の方がいい。

また、吉田誠治さんの本は、作品集なんだけど、大型本でハードカバーだったっていう…

大型本でハードカバーって、めちゃくちゃ読みづらいよね。

ということで、ほぼ新品で売って、めちゃくちゃ好きな本だったから、すぐに電子書籍で書い直した。

イラスト関連の作品集などの眺めるだけで楽しい本なら、電子書籍の方がいいんじゃないかな。

絵だと、「固定レイアウト」かどうかも、関係ないし。

逆をいえば、イラスト豊富で「固定レイアウト」で読みづらく、紙本なら読みやすいなら、紙本で買った方がいいよ。

結局、本は情報を受け取るためのツールだから、ストレスが余計にかかると、欲しい情報も頭に入ってこないから。

社会や政治など、読むのに大変そうな本は、紙本がいい。

普段読まない難しそうな本に挑戦するなら、紙本の方が絶対いい。

これには理由があって、第1回でも書いたんだけど、電子書籍は本の終わりが見えないのがデメリット。

本全体の○%のところを読んでるというのは、わかることはわかるんだけど、直接肌で感じにくい。

だから、慣れない本を読むなら、直感的に読める紙本の方が読みやすい。

まずは入りやすそうなテーマから読んで、難しいところはパラパラと読み飛ばし。

もし、挫折したなら、即メルカリ。

普段からその類の読み慣れてる人なら、電子書籍でもいいと思う。

だけど、社会や政治の本って勉強本(入門本)でなけりゃ、時代の変化によってどんどん新しい本が出版される。

だから、紙本で買ってインプットしたら売って、よほど響いた本なら電子書籍で買い直す…

とかでもいいんじゃないかなって思う。

電子書籍は売れないからね…

絵本や児童書、図鑑など、子供のための本は、紙本がいい。

絵本や児童書は、紙本の方が絶対いい。

今後、紙本がなくなることは、おそらくない。

だから、紙本を読まずに電子書籍のみという時代は来ないはず。

それに、昔の本ほど電子書籍はなく、紙本しかなかったりする。

そういうことを考えると、本はデジタルに完全に移行させる教育は違うような気がしてる。

あと、電子書籍は、どんな本を読もうとデバイスは同じ。

紙本だと、本の重さや紙の質感やにおい、風合いを五感で感じることができる。

だから、どれだけ図鑑みたいな大型本でハードカバーだろうと、子供のための本は迷わず紙本を買う。

子供の視界に入るところに、本を置いておけば、興味を持つかもしれない。

電子書籍なら、それができないよ。

何回も読み返さないようなものは、紙本がいい。

ジャンル問わず、もっと広いカテゴリで見たとして、何回も読み返さないようなものは、紙本がいいと思う。

紙本がいいというよりは、紙本”でも”いいんじゃない?って感じ笑

例えば、芸能人のエッセイ本とか?

熱烈なファンでもないなら、何回も読むことってあんまりしないんじゃないかな。

ごめん、ちょっとその辺はよくわからない笑

あとは、会社でこれ読んでおけ!って言われた本とか。

自分の意思で決めた本じゃなかったりするから、後々読み返さないだろうから、紙本とかでいいんじゃないかな。

それこそ、時事関連の本とかは、紙本の方がいいと思う。

タイムリーな内容は、紙本でサクッと読んで、さっさと売るのがいい。

反対に、名著と言われる流行り廃りのない本は、電子書籍でもいいんじゃないかな。

【まとめ】紙本と電子書籍の使い分け

長々と書いたけど、この辺りでまとめようと思う。

・プログミングやWEBデザイン等の参考書や、デジタル絵の描き方など、本を見ながら作業する構成なら、電子書籍がいい。

▶︎本を見ながら作業をするなら、電子書籍の方が読みやすい(ストレスフリー)。

・社会や政治など、読むのに大変そうな本は、紙本がいい。

▶︎慣れない本は挫折しやすいし、パラパラ読み飛ばせる紙本の方が、気楽に読める。

挫折しても、紙本ならすぐに売りに出せる。

・絵本や児童書、図鑑など、子供のための本は、紙本がいい。

▶︎子供には、本の重さや紙の質感やにおい、風合いを感じられる紙本で読書体験を。

・何回も読み返さないようなものは、紙本でもいい。

▶︎一回きりしか読まないような本なら、紙本で買って、すぐに売った方がいい。

反対に手元に置いておきたい名著とかは、電子書籍でもいいかも。

僕が考える、紙本と電子書籍の位置付け。

・基本的に、本は紙本で読むのがベスト。

・電子書籍はあくまで、移動先などの便利ツールとして考える。

本選びを損得で考えると、良い本に出会えない。

電子書籍は売れないから、紙の本の方がいい。

なんて、損得な話もしたんだけど、実際その考えだけで本を選ぶのはあまりお勧めしない。

もし、タイトルや目次、レビューを参考にしたりして、読みたい!と思ったら、すぐに買った方がいい。

後から高く売れるからとか、絶対に失敗したくないとかは、考えない方がいい。

これは自分自身に言い聞かせてることでもある笑

あえて言うなら、本はたかが1500円程度。

気になって気になって買うか迷うぐらいなら、買ってみた方がいい。

名著と言われる本ほど、年数が経ってる。

どれだけ名著だろうと、そういう本は売れない。

「7つの習慣」を古本屋さんに持っていったら、50円と言われた。

つい、それなら売りません!って言っちゃった。

本は買ってみて、学ぶことも多い。

この著者の本は文体が好きじゃないとか、この類の本は同じことばかり書いてるとか。

それこそ、紙本がよかったとか、電子書籍がよかったとか。

どんな本でも、ひとつぐらい学ぶところはあるはずだし。

少しでも参考になれば嬉しいな。