どーも、かずへろです。
最近、急に冷えてきた。もう春分の日が過ぎ、春が来た。
お彼岸もそろそろ終わりか。沖縄はそろそろ海開きだ。
そんな風に、季節感を感じて生きてる人って、この日本にどれぐらいいるんだろう。
とくに僕と同じ30代の人で。
正直、僕は全くそういう季節感がなかった。
そもそも、お彼岸っていつ?だし、季節の花なんて全然知らない。
ひまわりは夏!それぐらい。
唯一わかるのは、6月は梅雨、行事なら正月とひな祭り、子供の日…こんなもんじゃない?
日本に住んでるのにだよ?
日本のこと、何も知らない。
ということで、日本の365日を知る本を読むことにした。
日本の365日を感じることができれば、きっと毎日が充実するんじゃないかなって思ったから。
今日はそんな話。
【書籍紹介】日本の365日を愛おしむ
興味を持ったきっかけの一つは、プレバト!!の俳句。
夏井先生の話が面白くて、ここまで季語(季節)のことを知ってたら、楽しいだろうなって。
そこで、僕が辿り着いた本はこれ。
今日は何の日なんだろう、今はどういう時季なんだろう…
1日1ページ、教えてくれる。
ちなみに、3月から4月にかけて、急に冷え込む今の時季を「寒の戻り」と言う。
聞いたことはある言葉だけど、今の時季なんだ!っ知った。
知ってる人からすると、当たり前なことなんだろうけど…
ただ過ごしてきた毎日が、新鮮で特別な日になる。
僕は、この本を読み始めて、気づいたことがある。
天気の変化や咲いてる花が気になり始めたこと。
行事ごとがやってくるたび、時間の流れを感じること。
あたたかかったのに、最近寒くなり、雨なんかも降ってきた。
何も知らなければ、なんで急に寒くなるん!って不満に思うだけ。
さっき言ったように、今は「寒の戻り」。
そしてこの時季に降る雨は、菜種梅雨(なたねづゆ)と言われる。
菜の花が盛りを迎え、ようやくあたたかくなったと思いきや、寒々とした雨が降りつづくことがあります。この時季特有の「菜種梅雨」です。
【書籍】日本の365日を愛おしむ より引用
ただの雨が、菜種梅雨だと知った後は、感じ方がまるで違う。
雨は誰だって、好きじゃない。
だけど、そんな雨もちょっぴり許せる気持ちになる。(へんな言い方だけど)
そういう時季だから仕方ないよねって。
もっと、菜種梅雨を感じようって。
行事ごとを知ることも同じ。
3月は卒業シーズン。4月はお花見…
1日1日を少しでも深く知ることができれば、どんな出来事にも意味があるんだって感じられる。
そんな風に、物事に意味を与えることができたら、
ただ過ごしてきた毎日が、新鮮で特別な日になる。
僕はそれを今、実感してる。
何ジジイみたいなこと言ってんだ!って話なんだけど…騙されたと思って読んでほしい。
きっと、僕の気持ちがわかる。
紹介した本