息子の疑問。バナナの皮はなんで滑るの?

2児のパパ、かずへろです。

昨晩、ご飯を食べていると、いきなり息子が僕にクイズを出してきた。

バナナの皮はなんで滑るでしょう?

こんなふうに、息子は答えも知らないの笑に、よくクイズを出してくる。

だからいつも、僕は逆に聞くことが多い。

わからん。なんでなんやろ?

案の定、息子もわからないと答える。

正直、僕も答えを科学的に説明はできない。

でも、バナナの皮の内側はヌルヌルしてるから滑るのは知ってる。

こういうのって説明より、体験しないとわからないよね?

百聞は一見にしかず。

だからやってみた。

バナナの皮を踏んでみよう!

たまたま、昨日バナナを買ったということもあり、実際にバナナを食べた後、皮を床に置いた。

本当に滑るかどうか試してみたら?って。

息子も最初は、恐る恐るバナナの皮を踏んだんだけど、滑らない。

それもそのはず。

真上からバナナを踏むもんだから、滑るわけがない。

もっと斜め45度ぐらいの角度で、ちょっと勢いをつけて、と説明してあげた。

息子は、バナナの皮を踏むこと自体、初めてのこと。(僕も踏んだことない笑)

だんだん調子に乗ってきて、勢いよく斜めの角度からバナナの皮を踏んづけた!

見事に、つるって滑って、お尻をぶつけて、半べそかいてた笑

もちろん、僕たちは大爆笑!

散々笑った後に、バナナの皮の裏を息子に触らせて、

ほら、ヌルヌルしてるやろ? だから滑る。

って説明してあげた。

息子は、今度から自信を持ってクイズを出すことができるようになった!

バナナの皮なんで滑るか知ってる?ってね。

動画撮ってないから、もう一回やるって聞いたら?

もう嫌!だって笑

なぜ?を教えるのは、まず体験させてから

なんで地球は丸いのかを、科学的な説明をどれだけ聞いても、よくわからない。

でも、宇宙に行って、本当に地球は丸いんだ!って目で見たら、納得できるし記憶に残る。

前澤さんが宇宙に行ってきたけど、すごいなーぐらいしか実感がない。

寒いのかな?どんな感じで地球が見えるのかな?星は?無重力って酔ったりしない?

なんて疑問の答えは、何一つわからない。

だって、体験してないから。

前澤さんの説明を聞いても、へえーってぐらいしか思わない。

他人事。

それは子供たちも一緒だと思う。

僕が説明する場面ってあるけど、ほとんど聞いてない笑

今回のバナナの皮だって、僕がなぜ滑るのかを説明できていたとしても、たぶん聞かない。

というより、聞いてるようで聞いてない。

身になってないって言った方がいいのかな。

なぜ?を教えるのは、まず体験させてから。

このことを意識したい。

もし、子供が何かに興味を持ったら、できる限り早く!

もし、子供が何かに興味を持ったり、疑問が出てきた時、体験させるなら、できる限り早くした方がいい。

「後から」とか「また今度」とは言わない方がいい。

子供はなんにでも興味が湧く。

浅く広く、熱しやすく冷めやすい。

だから、時間をおくと、バナナの皮の話なんてすぐに忘れてしまう。

そのことが、ある意味、親にとって好都合なことでもあるんだけど…

バナナの話は、晩御飯中の出来事だった。

晩御飯食べてからって言うこともできたんだけど、興味がなくなるのはもったいないから、すぐにバナナの皮滑り体験を始めた。

教育としてどうなんだって話もあるけど、今回は、子供の興味を拾うことを優先しただけの話。

今回みたいに、バナナの皮で滑って、痛みを知ったら、当分は忘れないはず。

それに、僕たちが色々なところで話すだろうから、忘れたくても忘れられないはず笑

子供たちは、僕たちが大人が気づかないことに興味や疑問を持つ。

なぜ?を教える親か、なぜ?を体験させる親か

僕は、できる限り後者でいたい。

そういえば、あの後、息子がもう一つクイズを出してきた。

納豆はなんで滑るでしょう?

・・・それは、ちょっと無理。