2児のパパ、かずへろです。
5歳の息子は、今年七五三。(もうそんな歳)
写真スタジオで、和装でばっちり決めた息子の写真を撮ってもらって。
最後に、千歳飴をもらったんだけど….
千歳飴ってなんだっけ?
七五三では、親が自らの子に長寿の願いを込めた「千歳飴(ちとせあめ)」を与えて食べて祝う。千歳飴という名称は、「千年」つまり「長い」「長生き」という良い意味があると共に、細く長くなっており(直径約15mm以内、長さ1m以内)、縁起が良いとされる紅白それぞれの色で着色されている。
Wikipedia
実家に、僕の七五三の時の立派な写真はあるんだけど、千歳飴を食べた記憶がなかった。
5歳だし、そもそも千歳飴ってなんぞやってぐらいの記憶しかない。(お父さん、お母さんごめんなさい)
だから、千歳飴を前にすると、ちょっと見た目と味が気になって。(それ、お前の飴ちゃうぞ)
そんな時、ママが千歳飴あんまり美味しくないし、手がベタベタになるから、見るだけにしてと言い出した。(長細い飴だから、子供に持たせたらカオスなんです)
でもさ、僕は味が気になるじゃない。
息子も娘も、飴と聞いて黙ってるわけないじゃない。
どうする?
今日はそんな話。
千歳飴の味は、千歳飴を食べたことのある人間にしかわからない
はじめに言っておくと、今回千歳飴の食ブログじゃないよ笑 子育ての話です。
ママにしか千歳飴の味は知らない。
でも食べてみたい、千歳飴。
でも子供たちが千歳飴を持って、ベタベタした口と手で、歩き回られるのもちょっと…
あなたならどうする?
食べさせる?それともこっそり捨てる?
千歳飴の味は、千歳飴を食べたことのある人間にしかわからない
僕は、そう思う。
千歳飴に限らずだけど、親の実体験を聞かせたりするより、子供たちに実際に体験させた方が人生に影響を与える。(良い悪いは別として)
美味しいとか、この際どうでもいい。
七五三で、千歳飴を食べたっていう体験をさせるだけでいい。
それがゴール。
結局、なんとかママを説得して、子供たちと一緒に食べた。
思ったより味はちゃんとついてて、美味しかった。
しかも、千歳飴って手がベタつかないように、白い粉がついてるから、思った以上に安心。
2歳の娘は舐めたところを手で触ってたから、何の効果もなかったけど…
千歳飴がどんなものなのかを体験できた。
なんだかんだで量は多いから、半分も食べないうちに、千歳飴のお食事会は終わったんだけど。
その日に体験できるのは、その日だけ。親の体験なんて子供は聞いてない
子供ができると、なにかと家族行事が増える。
ハロウィンやクリスマスも何かしないとって気持ちになるし、七五三やひな祭り、子供の日なんて他人事だった行事もたくさんある。
でも、よくよく考えると七五三に写真スタジオに行かなくても、スマホでそれなりの写真撮れるよ?
むしろ写真撮らなくても… 別に死ぬわけじゃないんだし、お金もかかるし。
もし、どこか連れて行くなら、Youtubeとかで済ませた方が効率的だし、疲れない。
その方が良くない?
正直、僕もそう思う時ある。
今年、USJに連れて行ったけど、行く前はどうするか迷ってた。
まだ早いんじゃない?とか全部乗り物乗れないし…とか。結構値段するからね。
でも結論、連れて行ってよかった。
なんで? 理由はよくわかんない!笑
早朝に電車乗ってUSJに行って、鬼滅の刃のコスプレをたくさん見ながら並んで、雨が降ってきて…
マリオやミニオン、おさるのジョージなんか見て、息子は乗り物怖いって泣くし、娘は寝るし…
でもさ、楽しかったからそれでいい。
その日に体験できるのは、その日だけ。
これからも、そう思って行動できる親になりたい。
子供が将来忘れるかもしれない?とかどうでもいい。
僕ね、あんまり親にされたこと覚えてないかも笑
どうなんだろ? みんな覚えてるものなのかな?(ママはよく覚えてるから、不安になってきた)
部分的には覚えてるけど、七五三で千歳飴を食べた記憶ないし、和装したことも覚えてない。
でもさ、それでいいんだよ。これがうわさの親の自己満足。
確かにそれをやったっていう親の悔いのない達成感と、子供の将来に何かしらの影響とどこかに埋め込まれてる記憶があるはずだから。
その日に体験できるのは、その日だけ。
千歳飴さんはぼくに、そう教えてくれたのかもしれない。
(そんなわけあるかい!)